安全の手引き
平成28年1月1日 (印刷用はこちらから)
目次
----------------------------------------------------- Ⅰ.序 言 近年マラウイでは、経済成長に伴い国内の収入格差が広がり、極貧層の増加に加え、多数の失業者の発生、国外からの不法入国者の流入、容易な銃器の流通により、窃盗、置き引き、ひったくり等の軽犯罪はもとより、カージャックや強盗等、組織的な凶悪犯罪が昼夜を問わず日常的に発生しているのが現状です。平成23年7月には外貨不足による燃料不足を背景に市民団体による大規模デモが発生し、死者20名を出す事態となりました。また、2012年5月に行われた当国通貨(マラウイクワチャ)の自由化(変動相場制への移行)により、国内の物価が急上昇(2013年のインフレ率27.3%、2014年23.8%、2015年21.8%)しており、カージャックや強盗などの事件が増加し、治安状況は悪化の一途を辿っています。しかし、現状では治安維持や防犯の全てを警察に頼ることは望めませんので、私たち在留邦人は、基本的に自らの安全を自らの手で守らなければなりません。平素からの心掛けの如何によっては危険の度合いをかなり軽減することが可能です。
Ⅱ.防 犯 の 手 引 き
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区分 |
防犯行動の基本 |
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自宅のリスク評価 |
自宅の防犯対策の脆弱性の発見・処置(下記事項等を参考に分析) |
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屋外の対策 |
ガードマンの指導 |
●ガードマンを信用しない。常にガードマンの能力・性格・言動に注意し、怪しい場合は躊躇なく警備会社に交替を要請する。 |
●ガードマンの職務規則・任務を明文化して、これを徹底する。 |
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●ガードマンは門の外に勝手に出ないように指導する。必ず門の内側で立哨させる。(賊に襲われる、利用される。門の施錠が未実施であることを賊に悟られる。) |
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●当地は、警察官の制服や警備員の制服・偽造身分証は一般に出回っており、警察官や警備員の緊急増援等を装って侵入を働く犯罪者が少なくない。また電力会社社員や水道の検針員を装う犯罪者もいることから、訪問客来訪時は、小窓で人物確認及び訪問目的等の確認を確実に行わせ、家人の許可をとった後に開門させる。このため日頃から訪問客、警察及び警備員の緊急増援等の来訪時の対処要領を指導することが重要である。また不特定多数が出入する集合住宅のガードマンに対する指導は、特に重要である。 |
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●家人の帰宅時、特に夜間、雨等の視界不良時における迅速な識別・開門要領を徹底。(クラクション等による合図、携帯電話で事前連絡) |
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●夜間は頻繁に巡回をさせる。(居眠り防止、兆候発見等) |
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ガードハウスの 物的対策 |
●パニックボタン、家人との連絡用インターホンを設置 |
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●テレビ・ラジオ等を置かない、聞かせない。(兆候発見の最重要器官である聴覚が鈍る。) |
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●確認用小窓を設置する。(インターホンのみでは人物を確認することが困難) |
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その他 |
●防犯灯の設置(敷地内・外)、警備犬の配置。周囲の家屋との調和(目立たない)。エレクトリックフェンス、ブレードワイヤー等の越壁防止の処置 |
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●自宅の鍵は自分で携帯(植木鉢等に隠さない)。 |
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屋内の対策 |
物的対策 |
●定期的な警備機器の点検・整備(稼働状況、設置場所の確認、電池交換等) |
●窓・扉を常に施錠する。(常識であるが、常識なだけに忘れがちとなる。) |
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●ガードハウスとの連絡用電話の設置。パニックボタンの設置。 |
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●全てのドアにグリルドア、窓にバーグラーバーの設置(家の内側に設置)(鉄製の格子型が頑丈) |
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●窓際に貴重品を置かない(犯人はバーグラーバーの隙間から手を入れて窃盗する。特に外壁の無い住居や集合住宅は窓際の貴重品が目立ち、標的になり易い。) |
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使用人 |
●使用人に鍵を渡さない。鍵を放置しない。貴重品置き場及び鍵保管室には使用人を入れない、場所を教えない、常時施錠する。 |
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●現金、銀行の明細書等を放置しない。使用人に見られないように注意する。 |
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その他 |
●長期不在時は、信用のおける知人に貴重品を預ける。 |
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自衛対処 |
全般 |
●対処は、犯人が銃を所持していることを前提に行う。絶対に抵抗しない。 |
賊が侵入した場合 |
●犯人に見つからないように隠れる。安全な部屋への退避・施錠。余裕が有れば有音・無音のパニックボタンの押下及び警察への連絡。(TEL:997or990) |
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賊と接した場合 |
●犯人を刺激しない。(大声、挑発的な態度・言葉、急な動作、手のひらを隠したり、手のひらを内側に向ける行為、顔をまじまじと見る)絶対に抵抗しない。 |
その4 スリ・ひったくり対策
区分 |
防犯行動の基本 |
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共通事項 |
外出先 |
●警備員が配置されている場所でも安心しない。 |
●ストリート・チルドレンの多い場所・地域は避ける。 |
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●暗狭な路地での行動は避ける。室内の暗い商店は避ける。 |
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●事前に最寄り警察署等の緊急駆け込み先等を確認しておく。 |
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●店内が異常に混んでいる時は、組織的なスリ集団が存在する可能性が高い。 |
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●無意味に立っている人が多い地域は避ける。(組織的スリ集団が存在する可能性が高い。) |
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外出時間 |
●昼間でも安心しない。スリ・ひったくり犯罪は、昼間が最も発生件数が多い。 |
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●夕方(17時)以降は、なるべく出歩かない(暗くなると、対処も困難になる。) |
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●時間に余裕を持った行動を取る。(急いでいる時は、警戒心が無くなり、犯罪者もこれを知っているため、急いでいる者はターゲットになり易い。) |
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同行者 |
●複数で行動する。状況により、使用人等を自分の後方において、背後の死角をカバーさせる。(犯罪者は主として後方に存在する場合が多い。) |
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服装・携行品 |
●不要な貴重品は身につけない、所持しない。(アクセサリー、旅券、カード等) |
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●ウエストポーチやリュックには貴重品を入れない |
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●衣服の後部ポケットには貴重品を入れない。(肌が触れあうほど混んでいる時や、商品を選んでいる時や、店員と交渉している時は、後方に対して無警戒となる。) |
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●所持品は、盗まれることを前提に準備する。(必要最小限の現金等の所持) |
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やむを得ずバック等を所持している場合 |
●バック等は、なるべく身体の中央に頑丈に保持する。(他人とぶつかったら心理的に相手の表情に意識が集中し、お互い謝意の会話が続くが、その間は、逆方向に対して無警戒となってしまう。) |
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●バックは、全体が隙間なく口の閉じる物にする。 |
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●バック等は、常に腕、手等で所持する。たとえ身体に接触する程の位置に置いたとしても、商品等に一瞬視線を移した瞬間に盗られる。所持品は視野の範囲内に置く。 |
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●車道側にバックを所持しない。(車や、オートバイ等でひったくられる。) |
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●タスキガケで車道側にバックを所持するとオートバイでひったくられる際、ひきずられる。 |
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その他 |
●多数の人と擦れ違う時及び同一方向に進行する時は特に注意し、常に後方及び周囲を警戒する。 |
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携帯電話 |
●携帯電話を人前で出さない。(存在を暴露する。またターゲットとなる。) |
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●歩行中に使用しない。(周囲に対し無警戒となる。犯罪者にとって絶好のタイミング) |
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●人前でやむを得ず着信する場合は、壁に背中を接して着信、会話する。 |
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バス乗車間 |
●バス停で待つ間は、背を壁に接する。 |
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●乗車間は寝ない。膝の上に置いた荷物は、開いた窓から強奪されないように注意する。 |
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レストラン |
●脱いだ上着には貴重品を入れたままにしない。 |
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●荷物を椅子の下(足下等)、腰の後、椅子の背もたれ等にかけない。 |
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●ビュッフェ形式で食事の際は、貴重品等を席に残したまま席を立たない。 |
その5 車両運転時の防犯対策
☆車に乗ったらまずは必ずドアロックをするクセをつける
1.犯人は、車内の貴重品を目にすればどんな手段を使ってでも(ガラスを割る、ドアをこじ開ける等)盗もうとするので、相手をその気にさせない工夫が必要 |
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2.駐車時の盗難及びカージャック犯罪(自宅門前、信号機、ラウンドアバウト等での停車時、襲撃して車両を強奪する)による車両強盗は当地で頻発している。 |
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区分 |
対 策 |
保安備品の設置・整備 |
ガス欠、故障等を起こさぬよう、普段から車両の整備を万全にする。(危険な時期・場所で故障により停車・下車を余儀なくされる事態を避ける。) |
連絡手段(携帯電話、無線機等)及び非常時の連絡先リストの常時車内保管 |
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ハンドルロックバー、カーアラーム、アラーム設置のステッカー等、複数かつ外から見える防犯設備(犯人をその気にさせない) |
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自宅門自動開閉リモートコントローラー、地図、懐中電灯、燃料(半分になったら満タンに)、運転手以外の者が後方を確認できるバックミラー等 |
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乗車時の全般事項 |
安全運転及び交通規則の遵守に心がける。(現地の人をはねたことにより集団で暴行されるといった例がある。) |
乗車直前は、周囲に不審者(車)がいないか点検。乗車直後は速やかにドアロック |
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下車直前は周囲に不審者(車)の存在をまず点検、複数の防犯対策を講ずる。 |
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行動のパターン化を排除(複数の経路をランダムに使用) |
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ダッシュボード等、車内の見えるところに登録書類やカメラ等の貴重品を放置しない。(犯人をその気にさせないことが最も重要) |
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貴重品の入った荷物は、トランク又は足下に目立たないように置く。さらにカバー等で覆い、その存在を隠す。 |
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停車時 |
自宅門前、信号機、ラウンドアバウト等で停車する場合は、カージャックによる車両強盗に特に注意する。 |
緊急時に回避できるよう、信号等に停車時は前車との車間距離を十分に開けて停車 |
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通行人に窓を叩かれても、売り子でも絶対に窓を開けない。目を合わせない |
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警察に免許証の提示を求められても窓越しに見せる。窓を開けない。 |
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駐車時 |
マーケット等、治安の悪い場所や、警備員のいない駐車場では駐車しない。警備員がいるところでも安心しない。(警備員がいても必ず複数の防犯処置を講ずる) |
窓を閉める。ドアロックをする。外から見える複数の盗難防止対策を併用する。(犯人をその気にさせないことが重要) |
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危険場所 |
夜間のガソリン給油は避ける。ガソリンスタンドが武装強盗の対象になる確率が高い。 |
デモ会場、集会等、人混みの多い場所の通行を避ける。(暴徒から投石を受けたり暴行される危険性がある。) |
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自宅門前、ラウンドアバウト、信号機、あぜ道等は、武装強盗によるカージャック要注意地点(前後をブロックし、銃を突き付けて、車両を強奪する) |
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危険時期 |
クリスマスを含む年末年始、スポーツ等の国際試合等がある時期は一般的に交通事故や犯罪が多くなる(国民が興奮や飲酒等により理性を失う。時として暴徒化する。) |
夜間は危険。信号機が赤でも危険を感じる場合は安全を確認して前進する。夜間の長距離移動は避ける。故障することを想定し、明るく人通りの多い道を走行する。 |
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銀行から帰る時は、追尾する車両がないか常に後方を確認し、特に自宅門前でのカージャックに注意する。 |
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故障・事故発生時 |
『オイルが漏れている』と言ってきたり、わざとぶつけて、相手に下車させ強盗する手口があるので、事故や故障等により下車する前に知人に連絡し、明るい安全な場所まで自走する。状況により知人の応援が到着するまで下車しない。又、故障車を見かけても、助けを求められても止まらない。 |
まず、警察又は大使館等に連絡、特に危険な時期・場所では応援を待つ。(緊急回避で現場から立ち去る場合、警察への通報事実を残すため携帯電話等で送信記録を作っておく。大使館へ連絡することも可。この場合、館員が警察へ通報する。) |
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相手が怪我をした場合、人命救助を第一とするも、相手及び相手側の関係者が感情的になってきた場合又はそれが予想される場合は、車内に退避。状況により警察署等安全な場所まで自走する。 |
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運転手 |
運転手にガードマンとしての自覚をさせる。常に車の近くにいるように指導(運転手が近くにいない場合は異変があったとして警戒する。) |
防犯について指導を徹底。非常時の合図、尾行されている場合の行動方針等について指導 |
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カージャック対策 |
コツ:自宅200m前から極端に速度を落とし自宅に接近(脇道等の離脱経路が確保出来る場合や、警察署の前等、前方をブロックされる危険性の少ない場合。)することにより、後方の車両に追い越させ、不審な尾行車両の発見を容易するとともに、門前の不審者(車)の有無を時間をかけて確認。あるいはラウンドアバウトを周回する等の手段も有効。 |
不審者(車)を発見した場合は、警備員に開門の指示をすることなく、そのまま警察署に駆け込む。 |
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強盗遭遇時 |
抵抗しない。シートベルトを外したり、ポケットから財布を取り出すといった行為は、銃を取り出す行為と間違われるため絶対にしない。 |
その6 自宅門前カージャック対策
● 自宅門前カージャック犯罪とは、自宅門前で車両が停止した瞬間に、門前に待ち伏せていた強盗又は車両を尾行してきた強盗がドライバーに小銃等を突き付け、車両や金品を強奪するもの。夕方以降に多く発生している。主として次の二つの形態がある。 |
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● 自宅門前は、帰宅時に、車両を必ず停止させ、且つ、開門するまでは車を動かすことができないため、この犯罪に遭いやすい最も危険な場所である。 |
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●予防策 |
大原則 |
大原則1.警備員に頼ることなく、自らが門前の不審者(車)及び、尾行車両を警戒し、発見することが最も重要(特に職場や銀行等からの帰宅時) |
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自らの防犯行動(最重要) |
《自宅が交通量の少ない裏通り等に面している場合》 |
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《自宅が交通量の多い大通りに面している場合》 |
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《やむを得ず自宅門前にて開門を待つ場合》 |
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●予防策 |
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《その他の処置》 |
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物的準備 |
1.門前の照明を明るくする。 |
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警備員教育 |
1.常時、門外を警戒・監視させ、特に家人の外出時は車両の接近を監視させる。 |
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●不審者(車)を発見したとき |
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1.警備員に開門の合図を出さない。(不審者が門前に潜んでいるのに警備員に開門の合図をすると、混乱が生じる。) |
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●門前で襲われた時 |
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1.抵抗しない。犯人の要求に素直に応じる。(抵抗すれば、必ず犯人から危害を加えられる) |
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3.絶対に自分でシートベルトを外さない。 |
その7 テロ・誘拐対策
● テロリストや誘拐犯は事前に綿密な調査を行いますので、その予兆がないか注意して生活します。また、普段からテロリストの「目的」、「能力」、「動向」やマラウイ人の対日感情の変化等にういて情報収集に努めます。 |
● 誘拐事件の対応ポイントは、事件発覚後に直ちに大使館に連絡する。また、情報の管理には特に気をつける。 |
※マラウイにおいては英語及びチェワ語が公用語となっているため、英語にて以下の対応を行う。
大前提:生命の安全を第一に!!
(1)まず通報
警察:990/997
救急:998
消防:999
日本大使館:01-773-529
警備・領事班:0999-985-360
0888-286-361
(2)通報内容
(3)その他の処置
(4)クレジットカード盗難時の主要カード会社の連絡先
●JCB
・JCB盗難受付デスク:+81-422-40-8122
●VISA
・Visaグローバル・カスタマー・アシスタンス・サービス:+1-303-967-1090
●MASTER
・グローバルサービス:+1-636-722-7111
●AMERICAN EXPRESS
・メンバーシップ・サービスセンター:+81-3-3220-6100
大前提:負傷者の救護が第一
(1)まずは「990/997」(警察)、「998」(救急)に通報
(通じない場合は、知人等に連絡し、知人に通報してもらう。状況により現場へ応援に来てもらう。)
(2)負傷者救護と現場保存
(3)相手の確認、保険会社に連絡
(1)医療機関情報
医療施設は、政府系とその他に大別されます。政府系としては、リロングウェ、ブランタイヤ、ムズズ、ゾンバに中央病院(Central Hospital)があり、重症患者に対応しています。このほか、各県には県病院 (District Hospital)、各地区には保健医療センター(Health Center)があります。政府系施設はほとんど無料で治療が受けられるため、多くの患者が集まって混雑しています。その他の医療施設は小~中規模で有料ですが、衛生面、薬剤および機材の充実度から、邦人の利用に向いています。
当地では、医師、医療機器、医薬品が常に不足しており、邦人が期待するような医療を受けることはできません。重症時には速やかに国外へ緊急移送する必要があります。
リロングウェ
病院名 |
場所 |
電話 |
診療科目 |
備考 |
MASM Clinic Area 14 |
Area 14、 |
01-750-404 |
一般診療 |
X線撮影可 |
Adventist Health Centre |
Area 14 |
01-771-543 |
一般診療 |
眼科検査・眼鏡作成可 |
ABC Clinic |
Area 47 |
01-761-670 |
一般診療 |
入院可 |
ZMK Medical Centre |
Area 9 |
01-753-785 |
一般診療 |
富裕層が対象 |
Kamuzu Central |
Area 33 |
01-754-420 |
総合病院 |
ICU有 X線撮影 故障中 |
Daeyang Luke |
市北部M1外れ |
01-711-395 |
一般診療 |
X線撮影可 |
Partners in Hope |
市南部M1沿い |
01-727-155 |
一般診療 |
X線撮影可、入院可 |
St Gabriel’s Hospital |
市西部のNamitete |
01-274-213 |
一般診療 |
消化管内視鏡検査可 |
Family Dental |
Area 14 |
01-772-228 |
歯科 |
要予約 |
ブランタイヤ
Blantyre Adventist Hospital |
Kabula Hill |
01-832-913 |
総合病院 |
ICU・CT有 |
Queen Elizabeth Central Hospital |
Kamuzu Hwy、 opp. NBS bank |
01-874-333 |
総合病院 |
ICU・血液透析有 |
Mwaiwathu Private Hospital |
Chileka Rd、 next to bus station |
01-822-999 |
総合病院 |
入院可 |
Beit Cure International Hospital |
Chipatala、 Opp. QECH |
01-871-900 |
整形外科 |
通院リハビリ可 |
Shalom Dental Service |
Limbe |
01-843-764 |
歯科 |
歯科チェーン |
ムズズ
St. John’s Hospital |
Jomo Kenyatta & Chimaliro Rd |
01-332-299 |
一般診 |
救急随時受付 |
Mzuzu Central Hospital |
South of Mzuzu University |
01-333-998 |
総合病院 |
救急随時受付 |
※医療施設の固定電話はつながらないことが多く、携帯電話の番号はよく変更されます。
(2)救急車を呼ぶ場合
公共の救急車:998
公共の救急車を呼ぶことは可能ですが、確実性・緊急性に欠けるため、必要な際は民間の有料緊急搬送を利用してください。救急車といっても医療機器をほとんど装備していないことが一般的です。
・MASM EMS
Lilongwe 01-750-404、 0888-189-070 / 072
Blantyre 01-831-744 / 788、 0888-189-074 / 075
Mzuzu 0888-189-068 / 069
(3)国外への緊急移送
当地の医療事情を考慮すると、重症時には国外へ緊急移送する必要がありますが、まず現地医師の診察を受けることが必要になります。現地の医師が必要と判断した場合は、南アフリカ共和国へ移送されることが一般的です。緊急移送には高額の費用が必要になるので、海外旅行保険などによる支払い保証がないと移送を拒否されます。保険会社やその提携移送会社が移送のサポートをしてくれますので、海外旅行保険には必ず加入してください。
平成28年1月1日 緊急事態対処マニュアル
当国において「内乱」「クーデター」「大規模な暴動」等の緊急事態が発生した際,大使館は全力をあげてその対応に当たりますが,在留邦人の皆様におかれましても,安全対策に万全を期して頂くことをお願いします。
1.平素の心構えと準備
(1)連絡体制の整備
(2)一時避難場所及び緊急時避難先
(3)緊急事態時における携行品,非常用物資の準備
2.緊急事態発生時の行動
(1)心構え
(2)情勢の把握
(3)大使館への連絡
(4)国外への退避
以上
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昨今の海外での治安・社会情勢は急激に変化しており、その分野の専門家であったとしても、予想出来ないことがあります。予想出来ないからこそ、万が一に備え、可能な範囲で安全対策に係わる準備をしておく必要があります。
この「安全の手引き」を一読して頂き、在留邦人の皆様がマラウイでの安全対策により興味・関心を持って頂ければ幸いです。最終的に自分の身は自分で守らなくてはなりません。自宅あるいは職場で、皆様が実際の生活に照らし合わせて、安全対策のシミュレーションを行い、その上でオリジナルの「安全の手引き」を作成し準備することが出来れば、皆様が被害に遭う確率は、もっと低くなります。
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