特命全権大使 柳沢香枝よりご挨拶


 

 

皆様、こんにちは。
在マラウイ日本国大使館のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

 

マラウイは南部アフリカに位置する南北に細長い内陸国です。国土は、総面積の5分の1を占めるマラウイ湖を始め、大小の湖、山岳、

丘陵、平原など変化に富み、雨期になると一帯が緑に覆われる美しい風景は、見る者を魅了してやみません。マラウイは1964年の独立以来内戦や大きな民族紛争も経験していない平和国家です。豊かな自然に恵まれていること、親しみやすい国民性から、古くより「アフリカの温かい心(The Warm Heart of Africa)」と呼ばれています。

 

日本はマラウイの独立直後から友好的な関係を築いてきました。1971年には青年海外協力隊の派遣が始まり、以来46年にわたり累計で1,741人(2017年1月現在)の隊員が派遣されました。この派遣実績は青年海外協力隊派遣国の中で最大であり、現在も約70人の隊員がマラウイ国内の幅広い分野で活躍し、マラウイ国民の日本に対するイメージの向上に貢献しています。また、日本で学ぶマラウイ人留学生も年々増えています。

 

一方、マラウイは慢性的なエネルギー不足のため電化率はわずか10%(マラウイ電力供給公社、2016年)と低く、加えて近年は気候変動の影響もあり洪水や干魃にも見舞われています。その結果食糧不足も深刻で、国民生活は困難に直面しています。マラウイは15歳以下の人口が46%(マラウイ国家統計局推定、2016年)という若い国ですが、若者が将来国づくりを担う人材となるためには教育の質の向上や、働く場の増加も課題となっています。

 

このようなマラウイの課題に応えるため、日本はこれまで長年にわたりインフラの整備、農業開発、水供給、保健、教育等の分野で無償資金協力、技術協力、人道支援等を実施してきました。マラウイ経済・社会の強靭化・多角化・産業化を支援するため、2016年に開催されたTICADⅥ(第6回アフリカ開発会議)の枠組みを通じて今後も協力を継続していきます。

 

現在も大変良好な二国間関係ですが、経済協力、広報文化活動、民間経済関係の強化、青年海外協力隊を始めとする人と人との交流を通じ、さらに重層的に両国の絆を深めるべく大使館として引き続き取り組んで参ります。そしてこのホームページでは、マラウイの現状と二国間の友好協力関係の現状についてより多くの皆様に知って頂けるよう情報発信に努めて参りますので、皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

 


駐マラウイ日本国特命全権大使
柳沢 香枝