草の根・人間の安全保障無償資金協力

「チラズール県ナマジ地域中等学校理科実験室・図書室棟建設計画」
署名式

 

2017年2月8日

 

 

2017年2月8日、柳沢香枝大使とナウンジェ・シレ・ハイランド教育管区長は、「チラズール県ナマジ地域中等学校理科実験室・図書室棟建設計画」に関する、草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約を締結しました。本贈与契約署名式は在マラウイ日本国大使館で行われ、ファビアノ教育・科学技術大臣が臨席されました。

 

教育は人々の幸福及び国の社会・経済発展の基盤です。2015年に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」では、開発目標4「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」として、教育分野における目標が明記されました。教育開発において日本は、理数科教育を優先課題の一つとして挙げています。マラウイにおいても、日本政府及び国際協力機構(JICA)は理科教育の発展のために継続的な支援を行ってきました。例えば、JICAの青年海外協力隊事業における理科及び数学のボランティア教員の派遣、中等理数科教育強化計画プロジェクトにおける、理科教育の質の向上を目指した中等理数科教員に対する研修の実施があります。

 

理科教育の強化のために、マラウイ政府は2015年に新しい中等教育カリキュラムを導入し、化学及び物理は必修科目となりました。しかし、チラズール県ナマジ地域中等学校を含めた多くの地域中等学校に理科実験室が整備されていないため、実践的な理科授業を提供することが困難となっています。そこで日本政府は理科教育の推進のために、シレ・ハイランド教育管区に対し105,267米ドルを上限とする資金贈与を行うことを決めました。同教育管区はナマジ地域中等学校に理科実験室・図書室棟を建設し、理科実験用具及び教室用家具を整備します。

 

式典で柳沢大使は、本事業が実施されることでナマジ地域中等学校の生徒が多様な理科実験に取り組むことができ、理科に関する知識を深めることができると述べました。また同事業で併設される図書室では、生徒が様々な学習図書に触れ、放課後に自主学習に取り組むことができるとの期待を示しました。最後に柳沢大使は、日本は今後もマラウイの人々と協調し、特に教員研修を通じた教育の向上に努めていくとの考えを示しました。

  

 

右から:柳沢大使、ファビアノ教育・科学技術大臣、ナウンジェ・シレ・ハイランド教育管区長

 

 

 

 

 

 

 


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